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悪条件化の土地とは?

常に価格とのバランスになりますが、やはりどうせなら少しでも良い土地に住みたいということは誰もが思うことでしょう。だからこそ知っておきたい悪条件化の土地というのはどのような土地のことを言うのか、ということについて紹介していきます。

■こんな土地も悪条件化の土地になる!?

理想の環境を手に入れるために、やはり少しでも良い条件の土地を探したいところですが、土地というのは良いものばかりというわけではなく、やはり悪条件化の土地というものもあります。

では、できれば避けたい悪条件化の土地にはどのようなものがあるのでしょうか?順に紹介していきます。

まず純粋に土地の面から考えていきましょう。一般的な悪条件化の土地としては、下記のような土地があります。

  • ☆約15坪以下の「狭小地」
  • ☆正方形とは程遠い「変形地」
  • ☆擁壁費用などが必要になることもある「斜面地」
  • ☆建物を建てることができない「急傾斜地」
  • ☆道路若しくは隣接地と高低差がある「道上地」、「道下地」
  • ☆奥まった土地の「旗竿敷地」、「袋地」

やはりこのような土地に関しては、悪条件化の土地として、一般的に価格も安くなっていることがほとんどです。そして、上記以外にもよくある住む人にとって嫌がられやすい土地としては、下記のような土地があります。

  • ☆北向きの土地
  • ☆駅徒歩15分以上の土地
  • ☆線路や大通り沿いの土地

そして、他にも、気にしない人にとっては何ら影響ないが、気にする人にとっては何かイヤ、という土地である心理瑕疵物件と言われる土地もあります。具体的には下記のような土地です。

  • ☆殺人事件があった土地
  • ☆もともと墓地だった土地
  • ☆神社等の宗教系跡地だった土地

ここまでが主に土地自体の悪条件を理由とした悪条件化の土地についての紹介でした。しかし、悪条件化の土地といった際に、土地自体には問題がないとしても、住む人にとっては良くない環境の土地というものも存在します。それは、近隣施設に問題のある土地です。

■こんな施設は近所に欲しくない!

では、住む人にとって好ましくない近隣施設にはどのようなものがあるのでしょうか?

まず自分が住む土地の近くには欲しくない、嫌悪施設として嫌われる施設としては下記のような施設があります。

  • ☆墓地
  • ☆火葬場
  • ☆ごみ焼却施設
  • ☆暴力団事務所
  • ☆宗教団体事務所

やはりこのような施設が近くにあると、毎日快適に過ごすということは難しいかもしれません。他にも、近所に欲しくない施設としては下記のような施設があります。

  • ☆風俗施設
    • ⇒理由:夜間まで人通りが多く、中には泥酔客が騒いでいる場合もある
  • ☆鉄塔
    • ⇒理由:倒壊時の危険が高い上、電磁波の影響が気にかかる
  • ☆工場
    • ⇒理由:工場によっては、振動や音がうるさかったり、においまですることがある
  • ☆観光スポット
    • ⇒理由:渋滞が起きやすく、マナーの悪い人によって街を汚されることもある
  • ☆大型施設
    • ⇒理由:ショッピングセンターなどの場合、渋滞や事故が起きやすい

そして、毎日直接受ける被害としては、音の被害という面があります。騒音源となる施設としては、下記のような施設があります。

  • ☆幼稚園や小学校、中学校
    • ⇒理由:子供たちの声だけでなく、チャイムや全体朝礼、運動会などの音も騒音源になる
    • ⇒ただし、近くに子供が通う学校があれば便利
  • ☆救急病院・消防署・警察署
    • ⇒理由:サイレンの音がうるさい
    • ⇒ただし、近くに救急病院などがあれば安心
  • ☆スーパー・コンビニ
    • ⇒理由:夜間の荷下ろしがうるさい場合もある
    • ⇒ただし、近くにスーパー・コンビニがあれば生活は便利
  • ☆球場・運動場等
    • ⇒理由:打球の音などがうるさい場合もある
    • ⇒ただし、スポーツする場合は近くて便利
  • ☆工場
    • ⇒理由:工場によっては、振動や音がうるさかったり、においまですることがある

工場は少し違いますが、この騒音源となる施設に関しては、ただ純粋に悪い面があるだけではなく、反対に良い面も持っています。このような施設に関しては、もしデメリットを許容できれば、反対にメリットを享受することもできますので、一概にダメな施設とは言えないでしょう。

そして、音の他にも、毎日の直接的な被害という面では、においという面もあります。におい源となり得る施設としては、下記のような施設があります。

  • ☆飲食店
  • ☆工場
    • ⇒理由:工場によっては、振動や音がうるさかったり、においまですることがある
  • ☆川・用水路
  • ☆畑
    • ⇒理由:時期や風向きによっては堆肥の悪臭などがにおってくることもある

このように、特に工場に関しては、住む環境として近くにあると非常に迷惑な場合が多くなります。だからこそ用途地域でも人が住む場所と工場を建てる場所を明確に分けていますので、家の隣に大規模な工場があるということはほとんどありません。

とはいえ、どのような被害を被るかは実際に住んでみないと分からないところもありますので、やはり工場はあまり近所にも欲しくない施設と言えるでしょう。

ここまで、土地の面、そして近隣施設の面から見た悪条件化の土地について紹介してきました。このように考えると、土地というのは多くが悪条件だと言えるのかもしれません。とはいえ、例えば狭小地などのように、克服できる条件があるということも事実です。

だからこそ、何が良くて何が悪いのかということを分かっているだけで、いざ土地を見つけた時に妥協できるかどうかを判断しやすくなります。

土地選びで失敗してしまうと、住んでいる間中ずっと被害を受け続けることになってしまいます。建物のようにリフォームや建て替えるということができない分、より慎重に選ぶ必要があります。

土地選びで失敗しないためにも、何が自分にとって悪条件化の土地となるのか、ということを一度冷静になって考えてみてはいかがでしょうか。

悪条件化の土地とは?まとめ
●土地として悪条件なのは、狭小地、変形地、斜面地、急傾斜地、道上地、道下地、旗竿敷地、袋地、北向き、駅徒歩15分以上、線路や大通り沿い、殺人事件があった土地、もともと墓地だった土地、神社等の宗教系跡地だった土地
●近隣施設として悪条件なのは、墓地、火葬場、ごみ焼却施設、暴力団事務所、宗教団体事務所、風俗施設、鉄塔、工場、観光スポット、大型施設、幼稚園や小学校、中学校、救急病院・消防署・警察署、スーパー・コンビニ、球場・運動場等、飲食店、川・用水路、畑
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