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外観をオシャレにするオススメテクニック

日本の家ではどうしても周囲の家から浮いてしまうことを恐れるあまりついつい無難な外観になりがちです。しかし少しこだわるだけで周囲の街並みに溶け込みながらオシャレな外観に出来ますので、外観をオシャレにするポイントを紹介していきます。

■まずは外観テーマを考えよう!

Frank Lloyd Wright The Darwin Martin House in Buffalo, NY

外観にこだわる!」でも外観にこだわるためのポイントについて紹介していますが、今回は外観デザインをオシャレにするためによりポイントポイントについて紹介していきたいと思います。

まず何よりも家のコンセプト外観自体のテーマを明確にする必要があります。外観テーマが明確でないと、極端な話家の外壁は北欧風にしているのに門扉だけ純和風にしていたりとチクハグは印象を与えてしまいます。

だからこそどのような外観にしたいのか、テーマだけは明確にしておきましょう。例えばモダンやシンプル、純和風や和モダン、南欧風や北欧風、アーリーアメリカンやブリティッシュ風、リゾートやバリ風、ナチュラルスタイルなどなど。

統一されたテーマで構成されているだけでも外観はずいぶんとオシャレに見えますよ。

その上で具体的なテクニックとしては、例えばベランダや玄関、屋根など普段あるはず、外から見えるはずのものを隠すという手段があります。普段あるはずのものがないことでずいぶんシンプルに見せることができます。

あるはずのものがないという意味では内樋も活用できます。通常軒先に雨樋がついていますが、やはり外観上あまり見栄えが良くないこともあります。であればいっそのこと雨樋を見せずに屋根・壁の中に隠す内樋にしてしまうのです。

ただ内樋にしてしまう際の注意点としては、樋のメンテナンスを行うことが非常に困難になりますので、樋には耐久性の高い素材を活用する、またメンテナンスしやすいように設計しておくということが必要になります。

また、隠すにあたって格子なども使いやすいですね。縦格子、横格子どちらでも使えますし、デザイン次第で和風・洋風問わず合わせることができるので隠す際には有効活用できます。

逆に普段は表に見えないものを見せるという手段も有りますね。普段あまり見えない軒裏をデザイン上の要にしてみたり、いっそのこと構造体を見せてしまうというのも一つの手かもしれません。

横に長く張った幕板なども有効に活用できます。幕板を区切りに使うだけではなく枠として活用しても面白いかもしれません。

また、ポイントでの演出を考えるのであれば飾り柱を活用したり出隅を有効に活用しても良いですね。出隅の演出次第で家の印象も大きく変わってくることがありますので、アクセント箇所としても活用できます。

■既成概念を取り外して考えることが重要!

そしてこれは外観デザイン上ではよく言われることですが、水平ラインを強調するだけでずいぶんと印象が変わります。

そのための一つが軒を深くするということです。軒を深くすることで水平ラインが強調されるとともに、居住空間としても軒下は気持ちのいい空間になります。ただあまり深くしすぎると冬場に日が入らないという弊害もありますが・・・。

窓も大事ですね。窓の位置、形、大きさをそろえることで同じく水平ラインを強調できますし、何よりも見た目がきれいです。

そして一つの考え方としては窓の形については正方形や長方形にこだわらないという方法もあります。台形であったり円形であったりと。ただ当然特注となるためその分費用はかかってくることになりますので注意は必要です。

水平ラインの強調という意味ではやはり3階建てよりも2階建て、2階建てよりも平屋の方が良いですね。横に長ければ長いほどきれいに見えます。とはいえこれは土地の問題も関わってきますので難しい場合もあるでしょう。

素材にこだわるというのも一つの手です。普段外壁ではあまり使われることのない石を使ってみたり、地震大国日本では利用しにくいレンガを使ってみたりと。

庭などの外構も含めて外観を考える際にはシンボルツリーやオブジェなどを置いてアイストップを作ることも有効です。視線が自然とそちらを向くことで全体の印象を操作することが可能です。その意味では植栽についても気を付ける必要がありますね。

そして最後に大事な点としては、外観を考える上で自分の家だけを考えるのではなく街並みとの調和ということを忘れないことが大事になります。街並みに合わない家だと周囲から浮いてしまいせっかくの外観が活かされませんし、周囲の方たちにとっても違和感のある家となってしまいます。

このように外観を考える上でのポイントというのはたくさんあります。であれば、例えば外観からまず考えて、外観に合わせて中の間取りを考えるという方法もアリだとは思います。そうすると一切の制限なく外観を考えることができますしね。

その意味でも既成概念を取り外すということは大事なことかもしれません。日本の家とはこのようなものという既成概念を取り外すことで外観をオシャレにできる可能性が広がりますので、まずは自由に考えてみるということが大事になりますよ。

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