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曳家って今でも可能?

あまり聞いたことはないかもしれませんが、実は大昔から受け継がれてきた工法の一つがこの曳家です。あの大きくて非常に重たい家を動かしてしまう曳家は今でも実施が可能なのか、そして曳家をする際の注意点は何かについて紹介していきます。

■家は移動させることができるんです!

曳家ひきやって言っても聞いたことが無いという方がほとんどなのではないでしょうか?

この曳家自体は大昔から存在していた工法で、簡単に説明すると家を移動させてしまうのです。

ビッグコミックスペリオールという雑誌で掲載されている漫画の「匠三代」でも紹介されていました。

ということで、実際に新築の際に使われる工法ではありません。基本的に既存の住宅を移動させるために使われる工法になります。

さて、そんな大昔から存在していた曳家ですが、今でも実施することは可能なのでしょうか?

実際家を動かすわけですから、かなりの技術が必要となります。その意味でも、どんな工務店でも実施することができる技術というわけではありません。

と言っても、曳家専門の業者がいるなど、実施自体は今でも可能です。

では、どんな場合に曳家工法を利用することになるのでしょうか?

■建て替えた方が良いということも…

やはりよくあるのが敷地の有効活用という点でしょう。建物を移動させて、余った土地を駐車場に活用するためなどに曳家を行います。

また、土地の区画整理に引っ掛かり建物を移動する必要が出てくる場合もあります。

他にも、日当たりが悪いため、建物の向きを変えるためにも曳家を行うということもあります。

曳家では、横に移動させるだけではなく、家に持ち上げることもできますので、既存の建物を上に持ち上げ、新たに一階を作ることで2階建てにするということもできます。

但し、場合によって曳家を行うよりも建て替えを行った方が安くなるということもあります。

やはり曳家を行うためにもある程度の設備や人数が必要となってきますので、どうしてもある程度の費用が必要になるため、本当に曳家を行う必要があるかどうかはよく考える必要があります。

と言っても、歴史建築物などでどうしても残しておきたい建物の場合は曳家を使うべきですし、曳家自体歴史ある工法ですのでできればずっと残しておきたい技術であるとも思います。

無意味に曳家を行う必要はありませんが、もし建て直しを考えているのであれば、心の片隅に曳家を行うという可能性も残しておいてはいかがでしょうか。

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