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家が揺れても安全って本当?

木造の家などではよく家が揺れても安全ということが通説として言われています。しかし、本当に家が揺れても安全なのか、構造計算している家も揺れるのかについて、そして、家が揺れることの別の弊害に関しても紹介していきます。

■知り合いの大工さんも「家が揺れても安全」って言っていたから大丈夫!?

さて、ここで通説として、「家というのは多少揺れるようにできているものだ」という言葉があります。

このようなことを工事関係者や知り合いなどから聞いたことがあるという方は意外に多いのではないでしょうか?

では、それは本当なのでしょうか?そして、揺れる家というのは安全で大丈夫なのでしょうか?

少し話は変わりますが、現在鉄骨造や鉄筋コンクリート造の家はもちろんのこと、木造の3階建ての家にも構造計算を行うことが義務付けられています。

つまり、構造計算を行っていない住宅というのは建築基準法違反を犯している住宅だということです。これから3階建ての家を建てる方は必ず構造計算を行っているか確認するようにしてくださいね。

そして、構造計算を行っている住宅であれば、例え木造3階建てであったとしても、本来は家が揺れるように設計されているはずがないのです。

■家が揺れても即危険なわけではないが、建築基準法違反の可能性も!

要は、家が揺れるということは、必ずしも危険だというわけではないが、構造計算を行っていない、建築基準法に違反している違法住宅である可能性がある、ということです。

可能性がある、と言っているのは、もちろん原因は他にも考えられるからです。

もし家の前を大きな幹線道路が通っており、普段から大型のトラックが家の前を行き来してそのせいで家が揺れているのであれば、構造が問題とは言い切れないからです。その場合は状況がほぼ地震と変わりはありませんので、家が揺れてしまうのも当然だと言えます。

またそもそも揺れやすい工法で家を建てているという場合もあります。例えば鉄骨造の家の場合は木造やRCの家に比べて揺れやすくなります。

場合によっては風の影響だけで家が揺れてしまう、ということもあります。この場合は一概に欠陥だとは言えません。もちろん家を建てた方としては望んでいないことでしょうが・・・。

とはいえ、家が揺れているというのは別の問題も引き起こします。

本来家は揺れるようにはできていないにも関わらず家が揺れているということは、外壁の材料にもよりますが、外壁を塗装している場合ですとおそらく外壁がヒビだらけになっています。

特に、日常的に揺れていればいるほどほぼ間違いなく外壁はヒビが入っています。クラックと呼ばれる小さいヒビから大きなヒビまで入っている可能性がありますので、もし家が揺れていると感じるのであれば、一度外壁を隅々まで確認するようにしてください。

外壁にひびが入っていると、そこから雨水が侵入して家の躯体を痛めることとなってしまいますので、状況次第では早急な対応が必要になることもありますのでよく注意するようにしてくださいね。

家が揺れても安全って本当?まとめ
●構造計算を行っていれば本来揺れることのない家が揺れるということは、建築基準法に違反している可能性がある
●家が揺れている場合は外壁がヒビだらけになっている可能性もある
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