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カーポートは必要?

庭に屋根があると、濡れない空間ができて役に立つことがあります。庭にカーポートは必要か、必要であればどのようなカーポートが良いのか、ということについて紹介していきます。

■カーポートは建築基準法違反に!?

ついに理想の家が完成、今日は引っ越し初日!という日に限って大雨で、初めて家の中に入った時にはびしょ濡れに・・・。こんな悲しいことはありませんね・・・。ですが、当然ないとは言えません。

しかし、雨が降ることは仕方がないにしても、せめて雨には濡れないようにしたいものです。ピロティのように、駐車場が建物の1階部分にあるのでしたら問題ないのですが、庭に駐車場を作ったのであれば欲しくなるのがカーポートです。

とはいえ、まず初めにお伝えしておかなければならないこととしては、カーポートを設置することはほとんどの場合建築基準法違反になる、ということです。

理由としては、建蔽率の計算に組み込まれる、ということがあります。

まず建蔽率の計算についてですが、カーポートの柱の数によって変わってくる部分もありますが、カーポートの面積が建築面積として組み込まれることになるため、ほとんどの場合で建蔽率をオーバーしてしまうことになります。

ただ、現実問題としてはカーポート程度であればほとんどの場合が見過ごされていますので、指導が入るなどといったことはほとんどありません。

ちなみに屋根材についてですが、基本的に建築物の屋根材としては不燃材を使用する必要があるのですが、現状市販されている屋根材はほとんどがポリカーボネートの屋根となっており、不燃材ではないのです。

しかし、カーポートの場合であれば大きさもあまり大きくなく、空間の開放性もあるため問題ない場合が多いようです。

どちらにしても、カーポートを作りたいと考えているのであれば、初めから設計として組み込んでおき、確認申請も出しておくことをオススメします。

■カーポートは目的に応じて種類を選ぶようにしよう!

その上でカーポートを取り付けるメリットとは、どういったものがあるのでしょうか?当然、カーポートにはカーポートの役割がありますので、取り付けることでいくつものメリットがあります。

例えば、当然の話でありますが、雨が降っているときは、雨に濡れずに車の乗り降りができます。そして、車を雨から守ってくれますので、洗車の回数を少なくすることができます。

また、これはカーポートの種類にもよりますが、夏場の日差しから車を守り、車内温度の上昇を抑えることができます。他にも、もし風の強い日に荷物が飛んできても、屋根がありますので直接のダメージを防げる場合もあります。

このように、ただのカーポートであっても当然ないよりもあったほうが色々なメリットは出てきます。では、カーポートであればどんなカーポートでもいいのでしょうか?当然地域や目的によりカーポートの役割も変わってきます。

例えば、豪雪地帯でしたら、雪の重みに耐えることができるカーポートを選ぶ必要があります。逆に夏の熱線がきつい地域でしたら、遮熱効果のあるカーポートを選ぶ方がいいでしょう。

また、台風が多い地域でしたら、風に耐えられる強度のカーポートを選ぶようにしましょう。

当然、車の台数によって大きさも変わってきますので、もしカーポートを取り付けようと考えているのであれば、駐車場にはただ屋根があればいいと考えるのではなく、地域の特性に応じて目的を達成できるカーポートを選ぶようにしましょう。

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