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壁厚も忘れずに

パワーポイントやエクセル、紙で間取りを考える際には壁の厚さを考慮しておく必要があります。壁の厚さを考慮していないとどのような問題があるのか、そして部屋の広さを確保するための対応手段は何があるのか、ということについて紹介していきます。

■壁の厚みの分だけ部屋は狭くなる...

間取りを考える際には、「間取りは自分で考えてみよう」や「間取り作成おすすめソフト」で紹介している通り、間取り作成ソフトを使う場合や、パワーポイント、エクセルで作る場合、紙で間取りを描く場合などがあると思います。

間取り作成ソフトを使う場合は考慮されていることが多いため問題ない場合が多いのですが、パワーポイントやエクセル、紙で間取りを描く際には気を付けなければならないことがあります。それは、壁の厚みも考慮した間取りを描くということです。

どうしても各部屋の広さを基準に考えてしまいますので、例えば子供部屋の場合ですと4m×4mの16㎡を取ろうとしていても、実際には壁厚の分だけ部屋が狭くなってしまいます。もしそれでも無理に16㎡の広さを確保しようとすると、今度は家の形が凸凹になってしまう可能性があります。

そのため、部屋の広さというのはあくまでも目安で考えていたほうがいいでしょう。あまり細かく決めすぎてしまっていると、数cmの差で家具が配置できなかった、などということになりかねませんので、ある程度余裕を持った間取りを考えておく必要があります。

■壁をずらすという手段もあるけれど...

このように壁厚を考慮すると、どうしても部屋の実際の広さというのは2の次になってしまうのですが、そうは言っても確実にこの広さだけは確保したいという部屋が出てくることもあるでしょう。

そのような場合、内壁でしたら多少壁をずらすということを考えてもいいかもしれません。多少のずれでしたらそれほど問題になることはあまりありません。

ただ、外壁の場合ですと多少状況は変わってきます。外壁の場合、壁をずらしてしまうと場合によっては建築面積が変わってくることになります。もし建築面積いっぱいに使って間取りを考えていますと、少しのずれが面積オーバーになる可能性が出てきます。

また、外壁に凸凹ができてしまうと、その分柱などの建築資材や、壁の塗料が多く必要になってしまうため、費用が多く必要になるという面もあります。

コストダウンのコツは?」などでも紹介していますが、間取りはできるだけシンプルにすることで建築費用を抑えることができますので、どうしても部屋の広さを確保したいから壁をずらすという手段を取るのは一部屋か二部屋で内壁だけにしておいてください。

ただ、基本は部屋の広さは2の次にしておき、できるだけシンプルな間取りにしておいた方が費用的な面においても使いやすさにおいても優れた家になりますよ。

壁厚も忘れずにまとめ
●間取りを考える際に壁厚のことも考慮していないと、壁の厚さの分だけ部屋が狭くなる
●どうしても部屋の広さを確保したい場合は、内壁だと壁をずらすという手段がある
●外壁の場合、壁をずらすということを行ってしまうと、建築面積をオーバーすることや建築費用が高くなることが多い
●シンプルな間取りにした方が費用も安くすみ、使いやすい家になる
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