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壁はどうする?

外壁については色以外気にしたことが無いという方が多いかもしれません。しかし、雨風から大事なお家を守るためには大事な存在である外壁について、塗装にするなら塗料は何が良いか、サイディングはいいのか、など知っておくべきポイントを紹介していきます。

■外壁の種類は多種多様!

外壁

さて、外装編の一番重要な項目でもある、家の外壁について考えていきましょう。

もしかしたら皆さんはあまり外壁については考えたことがないかもしれません。

あのお家の色はきれいだね、とか、あのお家は汚れているね、などの外観や壁の色など見た目に関してふと思われたぐらいがほとんどかもしれません。

しかし、外壁において最も重要な点は、色ではなく材質が重要です。外壁の役割としては、当然見た目の部分もあるのですが、そもそも雨風から大事なお家を守るために存在しています。当然外壁がなければ風や雨が家の中まで入ってきてしまいますからね。

その外壁は毎日風さらし、雨さらし、日ざらしになっています。そうすると、当然年月が経てば傷んできます。その傷み具合が、外壁の材質により大きく変わってきます。

外壁の塗装にはいくつもの種類があります。リシンやカキオトシ、ボンタイルやスタッコなど仕上げにも種類があれば、アクリル樹脂やウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などの耐久性に大きく影響する塗料の種類の違いもありますし、最近ではセルフクリーニング機能などを持った光触媒もあります。

また塗料だけでなく、サイディングというボード状の壁や木板を貼る場合もありますし、漆喰を塗りつけることもあります。ただ、漆喰は汚れやすい部分もあるため外壁としては使う場所について注意が必要です。

さらに、サイディングにしても窯業系、金属系、木質系と3種類あります。ただ、木質系は比較的少なく最近では樹脂系のサイディングも出てきています。とはいってもまだまだ普及はこれからという段階ですので、今現在の段階では実質的に窯業系と金属系の2種類が主な選択肢となっていますが、窯業系か金属系かでも値段も耐久性も大きく変わります。

他にはレンガやタイル、ALCというパネルの外壁もありますし、RC造の場合はコンクリート打ちっ放しの場合もあります。コンクリートブロックの場合もありますね。

さて、これだけ多くの種類の外壁の中からどのように選んでいくのか、ということですが、当然値段との相談にはなってくると思います。ただし、値段と見た目だけで決めることは絶対にしないでください。

■外壁は初期費用を多めにかけて維持費用を安く抑えたほうがお得!

正直外壁というのは材質により耐久年数に大きな違いが出てきます。もし安い塗料にしてしまうと、新築から3~4年で塗り替えが必要になる場合もあります。

外壁の塗り替え工事となると、安くても何十万から、家の広さによっては何百万円と掛かります。どうせ費用をかけるなら、絶対に初期費用として多めにかけて、維持費用を安く抑えてください。

20年30年という長期スパンで考えると、安価な塗料を使った場合は結果何度も塗り替えが必要となり、高耐久の塗料を塗装した場合に比べてトータルで何百万円も多く費用がかかるということになります。当然塗り替えごとの手間も必要ですしね。

そして、外壁には断熱という役割があるということも覚えておいてください。家の壁は外壁と窓でほとんどができていますが、面積がより大きいのは外壁です。当然窓のほうが家の断熱に対する影響力は高いのですが、外壁に対しても断熱材を入れることで効果は大きく変わってきます。

そもそも断熱は壁・屋根・窓・床と全面に対して施工しなければ効果が薄くなりますので、壁についても現在家を新築する場合は何らかの断熱対策は必須となっています。

そこで私のおすすめとしては、初期費用は少々高くなりますが外壁には金属系のサイディングをおすすめします。理由としては、金属系のサイディングの場合外断熱となり断熱効果が高い上に施工ミスも少なく、また軽い素材も多く出回っているため家への負担が少ない上に耐久性が非常に優れています。

もちろん全くメンテナンスが不必要というものではないのですが、一般的な塗装や窯業系サイディングに比べると現在出回っている外壁材の中では耐久力が高いにもかかわらず家への負担も少ない高性能な外壁材の部類に入ります。

窯業系サイディングもそれなりに耐久性はあるのですが、重たいということやボード自体の耐久性はそこまで高くありません。結果定期的な塗装が必要となりどうしてもある程度のメンテナンス費用が必要になるということから、現時点では金属系サイディングがコストパフォーマンスとしては優れていると思います。

ただ徐々に樹脂系サイディングも普及しつつあるため、今後は樹脂系サイディングも選択肢の一つとして考えた方が良いかもしれませんね。

もちろん、費用との兼ね合いにはなるのですが、初期投資を抑えて後々高くつくという結果にならないためにも、初めの段階で耐久性の高い外壁材を使っておくことが、後悔しない理想の家づくりにおいては非常に重要なキーポイントとなります。

ですから、たかが外壁と思わずに、一度真剣に外壁材について検討してみてください。

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