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気象条件も踏まえた間取り設計を

多くの方が、新しく住む家の地域の気温に関しては調べていますが、気温以外の気象条件に関しては調べていません。では、事前に調べておくべき気象条件とはどのようなものがあるのか、調べた気象条件をどのように活用するかについて紹介していきます。

■気温の調査だけでは足りない!?

今まで住んだことが無い地域に引っ越して住むことになった際に、今まで住んでいた地域では必要のない対策を取る必要がある場合もあります。その原因の一つが、気象条件が異なるということです。

しかし、建築業者も含めて多くの方が気象条件を細かく調べていないということがあります。もちろん、気温に関しては調べていることは多いです。冬に雪が降る地域では雪の対策が必須になりますし、断熱を行うかどうかということにも関わってきますからね。

とはいえ、気温を調べるだけでは全然足りないのです。気温以外の気象条件としては、降雨量や風の強さ・向き、台風が来る頻度、湿度などがありますが、これらに関しては事前に調査をしていない家というのが非常に多くあります。

今では気象庁のホームページなどを参照するだけで、自分が住もうと考えている地域の過去データもすぐに参照できる環境があります。

ホームページで調べるだけで万全というわけではありませんが、少なくともこれから自分が住もうとしている地域の過去データというのは調べておいた方がいいでしょう。

■気象条件により間取りが決まることも!

では、調べた気象条件をどのように活用していけばいいのでしょうか?

例えば、風の強さ・向きについて考えていきましょう。風が西から強く吹く地域の場合ですと、まず玄関は西向きに持ってこない方がいいでしょう。

雨や雪が降っている場合ですと、玄関を開けるたびに家の中に雨や雪が入ってくることになってしまいます。ですので、このような場合ですと南向きや東向きに玄関を配置することが大事になってきます。

他にも、台風の場合で考えてみましょう。台風が頻繁に通る地域に住むことになると、気をつけたいのは庭の位置です。庭には、植木鉢や洗濯物干しなど、飛ばされると危険なものが多く置いてありますので、少しでも風の影響を受けにくい向きに庭を配置する必要があります。

このように、気象条件によって受ける影響を少なくするために考慮すべきことは非常に多くあります。

もちろん気象条件だけですべての間取りが決まってしまうわけではありませんが、設計段階で少し考慮しておくだけで、実際に住んだ後に受ける影響はかなり軽減されることになりますので、住もうと考えている地域の気象条件については忘れずに調べておくようにしましょう。

気象条件も踏まえた間取り設計をまとめ
●調べておく気象条件としては、気温の他に降雨量や風の強さ・向き、台風が来る頻度、湿度など
●過去データも含めた気象条件は、気象庁のホームページなどで参照できる
●設計段階で気象条件を考慮した間取りにしておくだけで、実際に住んだ後に受ける影響はかなり軽減される
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