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見過ごされがちな放射について・・・

あまり普段意識することはありませんが、熱の伝わり方にはいくつか種類があります。その中でもあまり意識されないのが放射です。放射とは、どのような熱の伝わり方のことで、放射対策として何をする必要があるかについて紹介していきます。
夏の風景

■熱の伝わり方にはいろいろあります・・・

暑い、寒いとなった場合にまず気にされるのが気温についてです。

気温とはあくまでも大気の温度です。しかし、人が暑い、寒いと感じるのは気温だけというわけではありません。

気温以外に熱を感じるものとして、放射があります。しかし、放射と言ってもあまりピンとこない方も多いのではないでしょうか?

放射とは、簡単に説明すると、電磁波として物体に伝わる熱のことを言います。と言っても分かりにくいかもしれません・・・。

そもそも熱の伝わり方としては、伝導、対流、放射の3種類があります。

例として挙げると、伝導は床暖房、対流はエアコン、放射はたき火や直射日光になります。

こう言われると少しは違いが分かるのではないでしょうか?

この中の放射とは、あくまでもエアコンのように空気自体を暖めるわけではないのですが、対象となるモノ自体を熱くすることができます。

さて、この放射ですが、家の断熱を考える際にはよく忘れられてしまうところでもあります。

■窓対策が何よりも放射対策としては重要!

家の中で放射について考える必要があるのは、やはり太陽光の直射日光になります。

そして、家の設備として気を付ける場所としてはになります。

この放射というのは、あくまでも直線的な電磁波の動きとなりますので、通常太陽光と対象となるモノの間に何かを遮らせれば熱が伝わってくることはありません。

つまり、家の屋根や壁がある限り家の中が太陽光による放射で暑くなることはありません。

ただ、熱せられた壁や天井からの放射というものもありますが・・・。

しかし、家には窓があり、窓は放射を遮ることができませんので、放射熱が家の中まで入ってきてしまいます。

では、放射対策として窓にはどのような対策を取る必要があるのでしょうか?

一つは先ほど紹介した通り、太陽光を遮ればいいのです。つまり、軒や庇、オーニングなどを活用して太陽光を遮り、夏の暑さを緩和させるのです。

しかし、夏は日差しを防げばいいのですが、当然冬は太陽光を家の中に入れたいものです。だからこそ、軒や庇の場合は、冬の太陽光を入れることができるように長さを調節する必要があります。

長さを間違えると、夏の日差しだけでなく冬の日差しも防ぐこととなり、必然的に寒い家となってしまいますので注意が必要です。

ちなみに、夏の日差しのカットで一番重要なのが天窓です。

通常朝日や夕方の西日に注意するだけでも大きな効果があるのですが、天窓が南側についている場合は一日中強い日差しに襲われることとなります。

だからこそ、もし家の南側の屋根に天窓をつけようと考えているのであれば、いかにして夏の日差しを防ぐかということも忘れずに考えるようにしてくださいね。

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