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庭の配置は南側?

庭を敷地のどこに配置するかを考えると、一般的には南側に配置する方が多くなります。しかし、本当に南側が適正なのでしょうか?庭を敷地のどこに配置するかを考える際に考慮すべき点や、敷地が狭い場合の庭を確保する手段について紹介していきます。

■隣地との関係には気を付けよう!

さて、庭において考えておきたいことの一つとして、庭を土地のどこに配置するかということです。多くの方が庭は南側に、と考えているのではないでしょうか。しかし、本当に庭は南側に配置するのが一番いいのでしょうか?

庭の配置を考える際に一番考慮したいこととしては、隣地の建物の位置です。

例えば、右隣の家が、あなたの敷地ぎりぎりに建てられていた場合、あなたも右隣の敷地ぎりぎりに家を建ててしまうと、右側にはほとんど窓をつけることができなくなります。窓を作っても壁しか見えないか、もしくは家の中が丸見えになってしまいますからね。

その際に、右側のスペースに庭を配置ししていると、空間の余裕ができ、窓を作ってもそれほどお互い気にする必要が無くなります。

このように、庭のスペースというのはただ単にガーデニングや洗濯物を干すためにあるスペースではなく、隣地と適度なスペースを空けるという役割も持っていることが分かります。

■パティオやコートハウスという選択肢も!

また、庭のスペースというのは何も一か所でなければならないという決まりはありません。例えば、敷地の東南のスペースと、北西のスペースの2か所に庭を作っても全く問題ありません。さらに言ってしまうと、北西・北東・南東・南西と4か所庭を作ってしまってもいいのです。

とはいえ、敷地面積の関係上、なかなか庭のスペースを多くとることが難しいということもあるかもしれません。そのような際に考えてみたいのが、敷地の真ん中に庭のスペースを配置するということです。

その一つが、「中庭は必要?」でも紹介しているパティオとも呼ばれる中庭です。中庭を取ると、無理なく庭スペースを取ることができるだけではなく、採光の確保にも役立ちますので、中庭という選択肢を考えてみてもいいかもしれません。

そして、中庭の中でも最近増えてきたのがコートハウスです。

コートハウスとは、建物の内部に設けた中庭を建物や塀で囲むようにつくられた住宅のことです。コートハウスの場合ですと、中庭も部屋と同じように活用することができますので、敷地があまり広くなくても敷地を有効活用することができます。

このように考えていくと、いくら日当たりが良いからといって、必ずしも南側に庭を配置しなければならないということはないことが分かります。

どの土地においても、その土地特有の条件が生まれてくることになります。その条件を有効に活用するためには、できるだけ「ねばならない」という考えに固執せずに、柔軟に対応するように心がけてくださいね。

庭の配置は南側?まとめ
●隣地との距離が近い場合に庭を設けると空間に余裕を持たせることができる
●敷地面積に余裕がない場合には、パティオやコートハウスという選択肢も考えてみる
●いくら日当たりが良くても、必ずしも南側に庭を配置しなければならないということはない
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