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扉を取り替えるという発想

通常の生活で扉を替えるという必要はあまりありませんが、夏と冬では扉に求められる役割というのは変わってきます。であれば、扉を替えてしまっても問題はありません。扉を替えることで起こるメリット・デメリットについて紹介していきます。

■夏と冬で扉に求める機能が異なるからこそ・・・

一度扉を配置すると以後替えてはいけない、などという決まりはどこにもありません。

とはいえ、通常玄関扉や開閉窓を取り替えるということはなかなか行わないと思います。

もちろん、扉自体を取り替える必要がないということもあるでしょうし、取り替える手間も面倒くさいと感じるかもしれません。

ですので、当然誰もが扉を取り替えたほうがいいなどと言うつもりは全くないのですが、もし家の中に障子や襖を使った扉を用意する予定がある方でしたら、扉を替えるということも検討してみてもいいかもしれません。

障子や襖などは、あまり断熱効果がありませんので、冬は正直寒さを感じることになるかもしれません。

にもかかわらず、通気性もありませんので、夏の暑さを解消するためには、冷房をつけるか扉を開けて風を入れるという必要があります。

ただ、あまりおおっぴらに扉を開けたままにしてしまうと、当然セキュリティの問題もありますし、またプライバシーの問題も出てきてしまいます。

であれば、無理に扉を開け放しておくよりも、扉自体を替えてしまうという選択肢もあると思います。

葦戸よしどや格子戸は昔から日本にある優れた建具!

その選択肢とは、夏の間だけ、障子や襖を通気性に優れた葦戸よしどや格子戸に替えてしまうのです。

ちなみに葦戸とは、あし、萩、伊予竹などを編み込んだ夏障子とも呼ばれる建具になります。

葦戸も格子戸も風通しは抜群にもかかわらず、扉を閉めたままでいいので安全ですし、視線も遮りますのでプライバシーにも配慮できます。

そして少し寒くなってくるとまた通常の障子などに替えてしまえばいいのです。

ただ、もちろん少し注意点もあります。

葦戸も格子戸も使わない際に収納しておく場所を確保しておく必要があります。意外と収納場所を忘れがちになりますので注意が必要です。

また、葦戸については新たに作ろうと思うとそれなりの費用が必要だということも忘れないようにしておいてください。

と、このように多少の注意点はありますが、葦戸や格子戸などは昔から使われ続けてこられた建具です。

良い点・悪い点両方あれども、今後も残しておきたい日本の風景だと言えるのではないでしょうか。

もし夏場の通風で困っているようでしたら、このように扉を替えるという選択肢も考慮に入れてみてくださいね。

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