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よくある火災の原因と対策

地震雷火事おやじ・・・。地震や台風は天災のため防ぎようがありませんが、火事は原因が分かっていれば防ぐことができる場合も多いです。火事が起きる原因としてはどのようなものがあり、どのような対策を取るべきかについて紹介していきます。

■火災の原因はやはりコンロからの出火が多い・・・

火事*日本の壁

現在住宅ローンを借りるためには火災保険への加入が義務付けられています。

義務付けられている理由としては、それだけ住宅火災が多く、且つ家にとって重大だからと言えるでしょう。

では住宅火災はどのような原因で発生しているのでしょうか。原因を知ることで対策を立てやすくなります。

やはり最も多いのがコンロから出火する火災ですね。油を使っている際にコンロに火をつけたままその場を離れてしまい出火するというケースが昔も今も多いままです。不注意が原因と言えますね。

他の出火原因としては、タバコや放火、ストーブ、配線からの出火、火遊びなどがあります。タバコに関してはコンロと同様不注意が原因だと言えるでしょう。ただこう見ると不注意が原意とは言えないものも含まれています。

放火に関しては燃えやすいものを家の外に置かないなど多少の防止策を取ることはできますが、悪意のある放火は防ぎようがない部分もあります。

また子供の火遊びについてもある程度教育で防止することはできるかもしれませんが、子供のやることですので100%防ぐのは難しい場合もあります。

更に注目すべきはストーブや配線からの出火です。もちろんこの二つとも昔から火事の原因として上位に挙げられるものですが、昔とは多少事情が違う部分もあります。

というのもこの二つに関してはそれぞれある二つの現象、低温炭化現象トラッキング現象というものが大きく関わってくるからです。

昔は、ストーブの場合放射熱で衣類やカーテンが燃え広がり、配線からの出火の場合は配線自体の劣化やショートにより出火していましたが、今はストーブの場合低温炭化現象、配線による出荷の場合トラッキング現象が原因となっている場合もあるのです。

低温炭化現象とは、長期間同じ場所が熱せられるうちに、熱せられている木材が炭化してしまい、通常より低い温度で発火してしまう現象です。

トラッキング現象は聞いたことがある方も多いかもしれませんが、コンセントとプラグとの間に溜まった埃が発火する現象のことです。

低温炭化現象は薪ストーブの使用が増えたこと、トラッキング現象はたこ足配線が増えたことで起きやすくなってしまいました。

どちらもなかなか出火するまで分かりにくい部分もありますので、そもそもこのような現象を起こさないように事前対策が必要になります。

■火災報知器や消火器でいざという時の備えを!

さてそれでは具体的な対策について考えていきましょう。まず火災の対策として今では必須となっているのが「火災報知器はどこにどれだけ設置する?」でも紹介している火災報知器です。

タバコ部屋がある場合や、キッチン周りだけ等、場所によってはスプリンクラーの導入も視野に入れても良いかもしれません。今ではスプリンクラーの種類も豊富になっただけでなく、施工のしやすさや価格面でも導入しやすくなっていますので選択肢の一つにはなりますよ。

また火災報知器の場合ホームセキュリティやホームオートメーションとの連動も検討した方が良いかもしれません。一か所だけしか火災報知器が鳴らず他の家族が気付くのに遅れてしまうと取り返しのつかないことになりかねませんからね。

ただ火災報知器の場合熱感知タイプや煙感知タイプと種類があり、場所によって使い分けないと大事な時に鳴らなかったり、また何でもない時に誤作動で鳴ってしまったりして不満が出る場合もありますので注意が必要です。

次の対策としては、定番ではありますが家に消火器等消火商品を準備しておくことも大事になります。最近ではユニバーサルデザインとして子供でも高齢者でも使いやすい消火器が数多く販売されていますのでやはり一つ二つは置いておきたいところです。

消火器でなくとも、「もしもの時の必須アイテムは?」で紹介している「SAT119」等であればとっさのときにも使いやすいので備蓄品としては良いかもしれませんね。

そして火災を防ぐのではなく、命を守るという意味の対策としては、家の中の避難経路を把握しているということが大事になります。

当然毎日使っている場所ではありますが、もしもの際にはパニックになって逃げ遅れてしまうこともありますので、どこにいる場合どうやって逃げるか、どこかが塞がれている場合どうやって逃げるかなどということについては家族全員で認識しておくことが重要です。

また、火の勢いが強かったり、建物が倒壊してしまった際に逃げ道が無くならないように、回遊性のある間取りとしていることも意外と重要なポイントです。

そして避難経路として階段を使うことができず、もし下階に下りることが出来なくなったとしても、ベランダから逃げることができるように避難梯子は用意しておくということも大事です。

このように考えると火災の対策としては意外と当たり前のことばかりですし、お金も手間もそれほどかけずに対策を取ることが可能です。

ただもしもの際にはその対策を取っているかどうかで大きな結果の違いとなって現れますので、必ずできる対策というのは取るようにしましょうね。

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